女性がなりやすいマイボーム腺梗塞とは
マイボーム腺とは、まつげの生え際に点々と存在している小さな点からなる腺であり、ここに異常が発生するとまぶたの腫れなどの原因になります。
いわゆるものもらいの一種であり、感染症ではないため誰かから感染されることはありません。
しかし女性は特にマイボーム腺梗塞になりやすいため、普段から予防と対策が必要です。
メイクとマイボーム腺梗塞
女性がマイボーム腺梗塞になりやすい原因は、メイクによりマイボーム腺が不衛生な状態に陥ることが影響しています。
きちんとしたケアがされていないとメイクがマイボーム腺の分泌を妨げてしまい、場合によっては膿がたまり腫れたような見た目になります。
食生活の乱れなども影響するとされていますが、やはり直接の原因はメイク残しであることが多く、普段からメイクのアフターケアを怠らないようにすることが大切です。
対策としては、蒸しタオルを毎日まぶたの上に乗せて分泌を促すことで、マイボーム腺を防ぎます。
特に夏は汗も相まって目周辺が汚れやすくなるため、いつも以上にケアをしながら清潔な状態を保ちづづけることが大切です。
マイボーム腺梗塞とカラコン
マイボーム腺梗塞になってしまった時は、コンタクトやカラコンを控え症状の悪化を防ぐ必要があります。
コンタクトレンズに付着している汚れがメイクで荒れているマイボーム腺に感染し、さらに症状が酷くなる恐れがあるためです。
あまりに症状が酷くなると独力で回復が難しくなり、病院のお世話になりかねないので、マイボーム腺梗塞の兆候が現れたら収まるまでカラコンの使用に慎重になる必要があります。
また、コンタクト自体が汚れていることでマイボーム腺梗塞になってしまう可能性も否定出来ないので、コンタクトやカラコンを装着されている方は常に清潔に保つよう心がけましょう。
初期症状では炎症も少なく目立ちにくいため、カラコン装着時目に違和感を覚えた時はマイボーム腺梗塞のサインかもしれません。